Calendar
カテゴリ
以前の記事
画像一覧
最新の記事
その他のジャンル
|
年代の調査
2016年 11月 15日
生駒市高山町の本願寺で、写真のような文字が書かれた、板きれ(280?×139×6の杉板)1図を、堂内で発見、はたして之は何時頃の代物だろうか調査する。 板きれに書かれた寺院は「東光寺」「○福寺」の二寺、これらのお寺が何処にあるか調べると、別の箱に「東光寺 南田原村 祐慶」と書かれているのが見つかる。
3図 次に板きれの文字は「祐遍」なる僧侶が書いたことには間違いないが、「祐遍」について年代を割りだそうと考えたが、その史料は見つからなかった。しかし、別の箱には「祐慶」の僧侶の名がみえる、「祐遍」と「祐慶」は子弟の関係ではないかと考え、「祐慶」について法楽寺文書を調べると、元文元年(1736)と亨和2年(1802)の古文書に見える、生駒市誌には天保10年(1839)に「法印祐慶」が見える。しかし、「祐慶」と「法印祐慶」は100年あまりの開きがあるため同一人物とは考えにくい。 以上の様に色々と調べたが「○福寺」及び年代は最後まで確定出来なかったが年代は1750年頃ではないかと思える。 コメントいただけば幸いです。
by kwsan
| 2016-11-15 21:31
| 歴史
|